アプリ開発をクラウドソーシングで個人に外注するリスク

アプリ開発で必ず課題に上がるといえば開発予算でしょう。

どれくらいのコストをかければいいのか、できるだけコストを抑えるにはどうしたらいいのか悩むと思います。その時に取れる選択肢の一つが近年普及しているクラウドソーシングを利用している個人のアプリエンジニアに依頼するという方法です。

今回は、個人のエンジニアにアプリ開発を依頼するメリットやデメリットについてまとめました。

個人に依頼するリスクやメリットを知っておきたいという方は参考にしてください。


個人に依頼するメリット

初期開発コストを抑えやすい

個人にアプリの開発を依頼する場合はかなりコストを抑えやすいです。

業者に依頼する場合だと初期費用だけで50万~100万かかってしまうものも、個人への依頼なら5~20万円程度で済むことが多いです。

なぜここまで安くなってしまうのかについては、下記「開発費用の中抜きがない」を読んでみましょう。

開発費用の中抜きがない

個人に開発を依頼することで初期開発コストを抑えられる一番の理由がこれです。

業者に依頼する場合は、会社の中抜きが発生するため、「開発費用+会社の利益」が発生するため、どうしても高くなってしまいます。

ですが、個人に開発を依頼する場合はアプリ開発費用がそのまま個人の利益になるため、会社の中抜きが発生しません。

そのため、会社に依頼する場合どこに依頼する場合で全く同じ開発の依頼するする場合でも、個人に依頼したほうが圧倒的に安いのです。

個人に依頼するデメリット

先に言っておきますが、アプリ開発を個人のエンジニアに依頼するのはデメリットのほうが圧倒的に大きいです。

音信不通になる可能性がある

一番大問題なのが、開発を依頼した相手との連絡が途絶えてしまうことです。

クラウドソーシングの場合、顔も住所も知らない相手に依頼する事が多いほか、相手も本気で取り組んでくれているのかわからないため、ちょっとトラブルを起こすと突然音信不通になってしまうことが少なくありません。

また、表面上のやり取りでは全く問題なくてもエンジニア側がもうダメだと感じると、一方的に連絡を絶ってしまうというのはよくある話です。

そのため、クラウドソーシングで依頼する場合は音信不通にならない仕組み作りをする必要があります。

技術力が低くて開発できない可能性

クラウドソーシングサービスに登録しているエンジニアは、もしかしたら技術力が全然ないどころか実務経験が全くない可能性があります。

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスには初心者からベテランまで揃っていますが、事前のやり取りで相手の実力を測るのはとても難しいです。

会社に依頼する場合であれば、書類選考や面接で厳密に選考されたエンジニアが開発を行うので安心ですが、クラウドソーシングの場合はそういった優秀なエンジニアの絞り込みが行われていないため、依頼する相手選びには細心の注意が必要です。

開発途中でトラブルになる可能性

  • 途中で仕様が変わった
  • 追加で〇〇をお願いしたい

本当はない方がいいのですが、アプリ開発を依頼する場合は途中で変更があることも少なくないでしょう。

ですが、クラウドソーシングの場合はこれが問題になってしまうことがあります。

会社に依頼する場合であれば、商談が上手な会社の営業とやり取りできるので開発予算の追加や仕様変更についてスムーズに変更を受け入れてもらいやすいのですが、個人依頼する場合はうまくいかない可能性が少なくありません。

せっかくスムーズに開発を進めていたのに突然仕様変更で作り直さないといけなくなったとなると、ほかの開発案件などのスケジュール調整もあるので、いきな仕様変更をリクエストされても答えにくいのです。

ほかの開発案件に追われていないエンジニアに依頼できていたら予算追加対応で大丈夫なのですが、優秀な個人のエンジニアは複数の開発案件を並行して進めていることが少なくありません。

ですので、個人に開発を依頼する場合は途中で変更することがないように開発要件をしっかり定めてから依頼するようにしましょう。

大規模化が難しい

個人に依頼する場合は、アプリ開発の大規模化が難しいです。

というのも一人で開発する異常どうしても限界があるほか、一人で開発を進めて行く前提でスケジュールを立てているエンジニアの方が多いので、ほかの方と連携して開発するということに慣れていない可能性があります。

そのためアプリの大規模化を目指すのであればクラウドソーシングではなくそれなりに規模のある業者に対して依頼するときです。

もしくは、試作品レベルのアプリをクラウドソーシングで個人に依頼し、その後は大規模アプリ開発の実績を持つ業者に依頼するというのも良い方法でしょう。

セキュリティ面で脆弱な可能性が高い

クラウドソーシングで依頼する際に特に注意すべきポイントです。

クラウドソーシングで開発するアプリは動作要件を満たすものをしっかり作ってくれますが、セキュリティ観点に関しては完全に放置されていることが少なくありません。

セキュリティ面というのは目に見えにくく、なおかつ難易度が高い開発技術であるため、セキュリティ部分は放置してとりあえずしっかり動作するアプリとして仕上げることを優先する傾向にあります。

こういうこともあるので「セキュリティ対策をしっかり行なった上で開発してください」と依頼したくなる気持ちもあると思いますが、エンジニアからすると

  • どこからどこまでがセキュリティ対策?
  • ハッキングされたら私のせい?

といった不安がつきまとい、受けてくれるエンジニアがほとんどいなくなってしまうでしょう。

バグのないアプリ開発は不可能であるため、しっかりセキュリティ対策をしたいのであれば、クラウドソーシングにてアプリを開発してもらったらと専門のセキュリティ業者に調査してもらうことをおすすめします。

情報漏えいリスク

クラウドソーシングサービス系でお仕事を依頼する場合、必ず秘密保持契約(NDA)を結びましょう。

クラウドワークスやランサーズなどほとんどのクラウドソーシングサービスは秘密保持契約がオプションとなっており、契約時に別途結ぶ必要があります。

秘密保持契約を結んでおかないと、開発実績として紹介されてしまったり、公開されては困る情報を晒されてしまうかも知れません。

ですので、そういった情報漏洩リスクを減らしたいのであれば必ず秘密保持契約を結び、仕事上知り得た情報や実績を公開させないようにしましょう。

総合的なリスクを考えると業者への依頼が望ましい

Sample
  • 音信不通になる可能性がある
  • 住設力が低くて開発できない可能性
  • 開発途中でトラブルになる可能性
  • 大規模化が難しい
  • セキュリティ面で贅沢な可能性が高い
  • 情報漏洩リスク

これらのリスク・デメリットを総合的に評価するとアプリ開発を専門とする業者に依頼する方が賢い選択です。

業者に依頼すると確かに開発コストが上がってしまいますが、それ以上にアプリとしての信頼性が重要です。アプリがハッキングされて個人情報が漏洩したとなっては取り返しがつきません。

最悪、賠償問題に発展して倒産に追い込まれるでしょう。

リスクを減らしつつアプリ開発費用を抑える方法

先ほども開設したようにリスクを減らしたいのであればアプリ開発の専門業者に依頼するべきです。

そうするとアプリ開発費用が大きく増えてしまうわけですが、出来る限りアプリ開発費用を抑える方法は何があるでしょうか?

アプリ開発業者を複数紹介してくれるサービスを利用する

一番賢い方法はアプリ開発業者を複数紹介してくれるサービスを利用することです。いわゆる仲介サービスですね。

仲介サービスを利用すると、優秀なアプリ開発業者を紹介してくれるので、アプリ開発業者の選定時間・コストを大幅に下げることができます。

低品質なアプリ開発業者を紹介してしまうと仲介業者としての信用がなくなってしまうため、きっと理想のアプリ開発業者を紹介してくれることでしょう。

せっかくですので、アプリ開発業者を紹介してくれる仲介サービスを2つほど紹介します。

EMEAO(エミーオ)

相談実績 10万件以上
受付時間 9:00~18:00
相談方法 電話・メール(無料)

EMEAOは、あらゆる業種の専門業者を紹介している専門商社仲介サービスです。

仲介サービスと言うと、たくさんの業者から電話が鳴り止まず、対応が面倒になってしまう事が多いですが、EMEAOは事前のヒアリングを通して、要望に即した業者を8社に絞って紹介してくれます。

また、業者との交渉内容(開発費用や希望条件・開発要件)もEMEAOが事前に伝えてくれるので、1社毎に同じ説明を繰り返す必要がありません。

紹介される業者も最大8社ですので、電話が鳴り止まないことに悩まされることもないでしょう。

問い合わせからコンシェルジュとの打ち合わせ・ヒアリング、アプリ開発業者からの連絡・提案まで無料で行えるので、アプリ開発業者の選択肢を増やして確実性を高めるためにも一度無料相談してみると良いでしょう。

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アプリ開発一括.jp

対応している主なアプリジャンル
  • ゲーム
  • SNS
  • 電子書籍
  • 音楽
  • 位置情報
  • ビジネス・ユーティリティ
  • 教育・学習
  • 写真・画像

アプリ開発一括.jpは、「アプリ開発」の名が入っている通り、アプリ開発業者に特化した一括見積もりサービスです。

アプリ開発一括.jpによって厳選された132社の中から最適な業者をいくつか紹介してれる仕組みで、様々な方法で業者を比較することができます。

比較できる要素(一例)
  • 料金
  • 納期
  • 開発実績
  • ジャンル別の開発実績・評判

こういったことを一度の問い合わせで比較・検討することが出来るので、とりあえず無料相談してみるのはいい選択です。

1社1社調べて問い合わせ…という方法よりかは確実に効率的でしょう。

一括見積もりは無料で行えるほか、アプリジャンルを選択しただけで、業者がたくさん表示されます。

この中からさらに今回の開発に合った業者を絞り込みたい場合は問い合わせ・見積もりをしてもらうことがあるので、アプリ開発業者を探している方には特におすすめの見積もりサービスでしょう。

あらゆる要素で業者を比較!
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クラウドソーシングでアプリ開発を依頼しても大丈夫なケースは?

どうしても開発予算を用意できず、クラウドソーシングで依頼せざるを得ないということもあるでしょう。

実はクラウドソーシングで個人でアプリ開発を依頼しても大丈夫ですが幾つか存在します。

個人に依頼しても大丈夫なケース
  • 試作品レベルのアプリ開発
  • 工数が少なくセキュリティの心配もない開発

試作品レベルのアプリの開発

開発してもらったアプリをそのまま実用せず、試作品として使用する場合であれば個人に依頼しても大丈夫でしょう。

もし、試作品完成時点で実用化は無理だとわかってしまえばそれまでですし、開発費用もそこまでかけていないので大きな痛手にはなりません。

ですが、いきなり本格的なアプリを業者に依頼してしまうと、ヘタに失敗するわけにもいかないため、途中でプロジェクトを閉じることも難しいでしょう。

ですので、試作品は個人に安く作ってもらって、このまま実用化しても問題ないと分かれば本格的な開発を業者に依頼するというのが結構有効な方法です。

開発コストが低くてセキュリティの心配もない開発

この記事の中盤でも触れましたが、個人に依頼するとアプリの動作は大丈夫でもセキュリティが全然ダメなケースが多いです。

ですので、セキュリティ関係は気にしなくて大丈夫な案件なら個人に依頼してもいいでしょう。

セキュリティ対策を軽視するというのは危険ですが、あとでセキュリティ対策をする場合や試作アプリ開発レベルであれば問題ありません。

最後に

小規模のアプリであればクラウドソーシングサービスを使って個人に依頼するというのもとても良い選択です。

ですが、個人だからこそのリスクやデメリットが多数存在するので、アプリの信頼性などを考えると業者に依頼する方が賢いということも少なくありません。

  • 個人への依頼だと開発費用は抑えられるが、トラブルが起きやすい
  • 業者への依頼だと開発費用は高くなるが、トラブルが非常に起きにくい

アプリ開発費用に関してはどちらも一長一短ですので、よく考えてから依頼すると良いでしょう。

業者に依頼する場合は仲介サービス(EMEAO)や一括見積りサービス(アプリ開発一括.jp)を利用して相性の良い業者を探してみてくださいね。

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