VPNとは?初心者でもわかりやすくセキュリティや危険性を解説します!

VPNとは何のことか知っていますか?
インターネットを普段よく利用することは名前だけは聞いたことがあるかもしれませんが、仕組みについてよく知らないと思います。

VPNは(Virtual Private Network)の略称であり、インターネットを利用する際のプライバシーを保護するために作られた技術です。
VPNを使うことで様々なメリットを受けることができ、例えば以下のようなこのがあります。

  • 海外のインターネット検閲を回避
  • IPアドレスのブロックを回避
  • 匿名でインターネットを利用する
  • 個人情報が盗まれないようにする

VPNを使ってできることはこれだけではありませんが、普段使うとしたらこれらの方法が一般的です。

この記事ではそのようなことができるVPNについて解説していきます。

VPNの詳細はWikipediaを見れば分かるのですが、専門用語がたくさん出てきてちょっと読みづらいのでこちらでは初心者向けにできるだけ専門用語を避けて解説していきます。


VPN(Virtual Private Network)とは?

VPNの正式名称であるVirtual Private Networkを直訳すると「仮想専用線」となります。

スタバやマクドナルドなどの公共Wi-Fiを使っている場合は、自分以外にも多くの人が同じWi-Fiに接続するわけですが、実はこれはセキュリティ上の問題があります。

例えば悪意を持った人と同じWiFiを使用していると、インターネットを利用する際に送受信されるデータが、盗み見られてしまう可能性があります。

そのようなトラブルを避けるために、実際に利用しているWi-Fiとは別のWi-FiことVPNを経由することで、セキュリティを高めるようになっています。

簡単な流れは以下のようになっています。

VPNを使わない場合
    1. Googleでなにか検索する
    2. 検索する情報をWi-Fiルーターに送信
    3. Wi-FiルーターからGoogleで検索する情報を送信
    4. Googleから送信されてきた検索結果データをWiFiルーターが受け取る
    5. Wi-Fiルーターから自分のスマホやパソコンに検索結果データが送信される

    VPNを使わずに普通にGoogle検索をした場合はこのような流れになっています。

    しかしこのような流れでの場合、②~⑤のタイミングでWi-Fiルーターと外部との通信が行われる際にデータが盗聴されてしまう危険性があります。

    一般家庭に置かれているWi-Fiルーターはセキュリティが強いものが多いので、データは暗号化されて盗聴できないようになるのですが、公共Wi-Fiの場合は暗号化されていない場合があります。

    例えばスターバックスは公式が Wi-Fiを暗号化していないと発表しており。セキュリティを高めるために各自対策を取る必要があるようになっています。

    しかしこのような危険性はVPNを使って回避することができます。

    VPNを使った場合のグーグル検索の流れはこのようになります。

    VPNを使わない場合
      1. Googleでなにか検索する
      2. 検索する情報をWi-Fiルーターに送信。この際Wi-Fiルーターの性能を問わず暗号化される
      3. Wi-Fiルーターから
      4. Wi-FiルーターからGoogleで検索する情報を送信
      5. Googleから送信されてきた検索結果データをWiFiルーターが受け取る
      6. Wi-Fiルーターから自分のスマホやパソコンに検索結果データが送信される

      暗号化に対応しているVPNを利用した場合は、実際に接続するWi-Fiが暗号化するかどうかにかかわらず、必ずデータが暗号化されます。

      そして実際にグーグルなどのWebサイトなどにアクセスするときは、VPNのIPアドレスを使用するためIPアドレス(インターネット上の住所)も相手に知られることはありません。

      つまり適切にVPNを選んで利用すれば、それだけでWi-Fiを利用できセキュリティを高めることができるのです。

      プライバシーの保護が目的

      VPNはよく匿名化に使われるインターネット技術と思っている方も多いですが、実はそうではありません。

      VPNの本来の目的はプライバシーの保護にあり、インターネット上に接続元の住所や、その他個人情報が流出しないために誕生したインターネット技術です。

      VPNは、一般的には個人を特定させないために様々な人が同時に利用するWi-Fiですが、送受信されるデータは全て暗号化されることが普通です。

      どれだけ多くの人が同時に接続していても、暗号化されていない公共Wi-Fiのようにデータが盗聴されるリスクは低いです。

      データが盗聴されるリスクはゼロと言いたいのですが、リスクがゼロにはならない理由がひとつだけあります。
      それがVPNサーバーを提供している管理者がログを収集する可能性です。

      VPNサーバーを提供している基本的に善意で提供しているものや企業が管理しているものであり、ログが収集されることはまずないのですが、VPNの仕組みを悪用した技術者がVPNサーバーを公開し、そのサーバーに接続する人を集めることで簡単にログを収集できるようになってしまいます。

      このリスクを回避する方法はあるので、後半でしっかり解説していきます。
      このリスク再開することができればVPNを使う危険性はゼロになります。

      VPNにはインターネットVPNとIP VPNの2種類がある

      話は変わってVPNについてですが、一眼でVPNと言ってもインターネットVPNとIP VPNの2種類が存在します。

      インターネットVPNは、その名の通りインターネットを利用したVPNです。
      ここで紹介した VPNの内容は全てインターネットVPNの内容になります。

      送受信するデータを全て暗号化してVPNサーバーを経由させることで、プライバシーの保護・匿名化につながるようになっています。

      それに対してIP VPNは、利用者がそれぞれ独自に保有するネットワークを利用したVPNです。
      インターネットを直接利用しないためセキュリティは非常に高く、企業でをよく導入されています。

      その代わり、インターネット網を利用しない文コストが非常に高く、あまりのコストの高さからインターネットVPNを利用する企業も増えてきています。

      VPNを使うと何ができるか

      すでに合間合間にVPNを使うことでできることを解説していますが、改めてここでVPNを使うことでできることを紹介していきます。

      IPアドレス規制を回避できる

      まず一つ目がIPアドレス規制を回避できるということです。

      VPNに接続すると、VPNサーバーのIPアドレスを利用することができるようになり、現在利用しているWi-FiのIPアドレスがブロックされていて、Webサイトにアクセスできないという状況になっていたとしても、そのブロックを回避してWebサイトにアクセスすることができます。

      例えば、海外旅行の際に日本のブログにアクセスしようとしたら、海外からのアクセスが規制されていてブログを見れないというときがあります。

      しかし、このようなアクセス規制はIPアドレスを使って行われていることが多く、日本にあるVPNサーバーを利用して日本にいることを表すIPアドレスを取得すると、何事もなかったかのようにブログにアクセスすることができるようになります。

      このブログもたしか海外からのアクセスを禁止していますが、VPNを使えば問題なくアクセスできます。

      逆に日本にいて海外のVPNサーバーに接続した場合、海外からのアクセスと判断されて、うちのブログなどを表示できなくなることもあります。

      インターネット規制を回避できる

      中国やロシアなど一部の国はインターネット規制を行っているところがあります。

      例えば中国ではGoogleのサービスには一切アクセスすることができず、TwitterやLINEなども利用することができません。

      YouTubeもGoogleのサービスの一つなので、当然ながらアクセスすることはできず、インターネットに関して非常に厳しい状況になっています。

      しかしこれをVPNを使うことで回避することが可能で、本来ならアクセスできなかったTwitterやLINEなども、VPNを使っただけで全く問題なく利用することができるようになります。

      ただし中国の場合は、サイバーセキュリティ法規制によってVPNも規制対象に含まれているので、少し特殊なVPNを利用しないと安定して接続することは難しくなっています。

      参考:中国におけるサイバーセキュリティー法規制にかかわる対策マニュアル

      匿名通信をすることができる

      VPNの本当の目的はプライバシーの保護ですが、プライバシーの保護の副産物として、IPアドレスを隠したり送受信するデータの暗号化が含まれているため、結果的に住所も知られずに住むという特徴があります。

      GoogleやTwitterなど、利用する際にIPアドレスから推測される住所を利用しているサービスでも、VPNサーバーの住所が利用されるため全く問題ありません。

      VPNは無料にこだわるとセキュリティが疎かになることも

      VPNを上手に使えばとても便利なものですが、
      記事の中盤で

      VPNの仕組みを悪用した技術者がVPNサーバーを公開し、そのサーバーに接続する人を集めることで簡単にログを収集できるようになってしまいます。

      と話したように、気を付けてVPNサーバーを選ばないと、プライバシーの保護どころか、すべての情報がダダ漏れになってしまう可能性があります。
      悪意を持ったVPNサーバーは有料で提供されることはないので、無料VPNにこだわる場合は、絶対に信頼できる接続先のみ利用するようにしましょう。

      本当にセキュリティを高めたいのであれば、実際にセキュリティソフトもリリースしていてその技術を応用してVPNを提供している「アバストセキュアラインVPN」が一番安全だと思います。

      中国サーバーはちょっと避けた方がいいかも

      有料無料問わず中国にVPNサーバーを用意しているところがありますが、できれば有料のものだったとしても、中国サーバーは少し避けた方がいいかもしれません。
      もしかしたら表に出てないだけで、中国政府の圧力などの要因で隠れてログの収集を行っている可能性もあるので、少々怖いところがあります。

      ただしあくまで中国にあるVPNサーバーが少し怖いと言ってみただけであり、中国から他の国のVPNサーバーに接続するのは全く問題ありません。

      特に中国ではインターネット規制が厳しいことからVPNは必須なので、中国でも使えるVPNサービスを契約しておくといいでしょう。

      中国で唯一安定しているVPNサービスは「BlueSurface」というところです。

      コメント

      タイトルとURLをコピーしました